今年の8月、コマセマグロが解禁になって5回海に出てるのですが、
(釣れていませんけど・・・)
ほかの船を見てても、電動エビングをやってる人がかなり多くなってますね。
今年釣れていない僕がこんなこと書くのもおこがましいのですが(汗)
今年やってみようかな?と迷ってる方に僕の知ってる限りで書いてみますね。
まずは錘です。
これ、エビング用のストレート天秤にジグで使う方が多いと思いますが、
僕が今までやってるイメージだと、これを使ってもいいのですが、基本普通の天秤でも代用できます。
それと、この釣りは錘の代わりにジグを使うのですが、
このジグが誘いになるというのもあるのですが、
この釣りの場合、まずはあくまでも錘の代わり。
なるべく早く沈んでくれるほうが、早く魚がいるレンジに到達できるのと、
エサの人たちにまつる可能性が低くなる。
なのでジグを選ぶときは「フォールが早い」とか書いてあるものを選ぶとよいです。
わからなければ普通に錘を使ってしまっても問題なしです^^
そしてこの重さですが、
相模湾マグロが始まったときは、宿の推奨する号数は、ほぼ80号だった思うのですが、
最近では100号あたりを推奨するところが多くなり、下手すると裏技で150号を使う人までいて。
そんな中で棚よりも下まで下ろし、そこで上下させるエビング、
ミヨシでやるならともかく、エサの人たちのエリアでエビングをする場合、
やはりこの人たちに迷惑をかけるのは避けなくてはいけません。
特にスピニングリールと、ベイトリールだとフォールの速度がかなり違うので、
スピニングの人たちのを参考にして同じ重さで勝負するなんて言うの無理と考えたほうが良いです。
スピニングの人たちでだいたい200グラム~240グラムくらいを使ってるのかな?
仮に200グラムとするなら200グラム÷3.75=53.333・・・号という具合。
なので、エサのエリアで100号のビシを使ってる人たちの中で、200グラム(53号)の錘を下ろしてしまったら???
当然おまつりだらけという結果に。
なので、エサのエリアで電動エビングをやるなら最低300グラム(80号)くらいのジグ(錘)を使いましょう。
ハリスは、カツオを狙いたい場合なら当然細めのほうが食いはいいですが、
マグロもかかる確率が高いので、最低でも18号くらい。
20~24号くらいがおすすめです。
長さは3~4.5メートルが標準です。
ワームはエビング用に売られてるもので、ケイムラやグローなど一通り持っていたほうがいいです。
そして針。
餌の場合、基本小さいほうが食いはいいようですが、
エビングの場合、大きい針でもそんなに食いは変わらないようです。
なので、マグロに吸われて飲まれ切れにならないよう、大きめの針を選ぶほうが良いかと思います。
ここで食わせの問題です。
僕の場合、
電動エビングをやる場合、
電動のスピードを5~15くらいで、その時分で変るのですが、
基本的に8~10くらいでやるときが多いです。
例えば、マグロの指示棚が30~40の場合、
まず50~60まで鎮めて、そこで8~10のスピードで巻き始め、
電動は入れっぱなしでそのスピードに合わせてジャークをしていきます。
食う瞬間は基本的には、しゃくって、次のしゃくりまでの間にマグロがヒットします。
ヒットしたら鬼合わせをしてやり取りに入ります。
ここで考えなくてはいけないのが、しゃくって次のしゃくりまでの間のワームの動きです。
(そこまで考えなくてもいいけど・・・)
このワームがフォールしてるのか、それとも横にダートしてるのか。
フォールのほうが食うのか、ダートのほうが食うのか、
これ僕にもわかりません(汗)
ただ言えることは、
針の軸が太く、大きければ当然重い針ということで、
この場合、しゃくりとしゃくりの間でワームは早くフォールします。
この逆で針が軽ければ軽いだけフォール幅は小さくなるので、ワームは止まってるというかダートしてるいうか、ゆっくりした動きなります。
後はワーム。
ワームには浮力があって、これによりゆっくりしたフォールになるのですが、
針につけるワームを一つにするか、二つにするか。
これアピール力だけで言うなら二つのほうが当然アピールになるのでしょうが、
同じ針に一つワームを付けるのと、二つにするのとでは、フォールの速度が全く違います。
なので、自分が求める「しゃくりの間」ワームの動きを考慮し、
ワームの数と針の重さのバランスを考えるといいでしょう!!
実際、この間でフォールしたほうがいいのか、止まってる(ダート)ほうが食うのか、
これよくわかりませんが、これを考えることがイコールしゃくりの幅やスピードにも関係してくるのです。
と、長くなりましたが、
このようにそこのレンジにマグロがいて(ここが一番大事)、
針とワームのバランス、そしてしゃくりの速さやしゃくり幅、
これらすべてのバランスがマグロの食い気にあったときに、
はじめてマグロのあたりが拾えるんです(>_<)
なので、このあたりをいっぱい考えて(考えなくてもあたるときはあたるけどw)
これぞ「イメージ通り」というマグロゲットを狙ってみてください^^
終わり。
,
あっ、
くれぐれも餌のエリアでエビングをやる場合は船長に断ってからやってくださいね!!!
ここ後からの追加です。
㊙テクをちょっとだけ公開。
船長のアナウンスで「すぐに入ってくるよ」とかそんな早い群れの時は指示棚から10メーターくらい鎮めたらすぐにしゃくり始めたらいいと思うのですが、
こういうのを行ってくれない船長もいますよね。
そんなときは、周りの船の動きをしっかりと見ててください。
マグロが泳いでる筋に船を当てれてる場合、自分が乗ってる船が止まった場所のすごい近くをほかの船が通ってすぐに止まった場合は、ほぼ自分の船の下にマグロが通ります。
そその時、自分の船が止まってすぐにほかの船が通り越した場合はマグロがすぐに通る、
または仕掛けを落としてる最中にマグロが抜けてるという可能性が高いです。
この逆に、仕掛けが落ち切ったくらいで、ほかの船が上記と同様にすぐ近くを通り越し、その近くで止まった場合はロックオンの可能性大。
そんなときはドキドキしながらしゃくりましょう^^
また、「あれ?ほかの船がちょっと違う方向に???」なんて時は、通らない可能性が高い。
こんな時は、イチかバチかで指示棚よりも30~40メートル下まで鎮めちゃいましょう。
しゃくりの波動を長く続けたことにより、誘いになったり、ほかのマグロより下を泳いでるやつが食ってきちゃったりすることもあります。
実際去年は、30メートルの指示棚の時に80メートルまで鎮めてマグロが捕れたりしたこともありましたから。
試行錯誤ですね~^^
ただこれも、ビシを下げると船長に怒られちゃうので、エビングの裏技ですね!
しかもここまで下げるのは120号とか重たい錘の時限定かな。
以上です^^
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