昨日もコマセマグロに行ってました。
結果、カツオが2本。
マグロは当たらずでした。
船中何回かマグロ?のアタリはあったのですが、
横に走り、首を全く振らないという・・・
隣でそうしん丸があててた魚がはねてたのを見ちゃったのですが、
なんとマンタ。。。
みんなが「あれはでかかったよ!!」なんて言ってたので、
ちょっとその場では言わなかったのですが、
いろんな船で「そんな引きの巨大マグロがあたった」って言ってたのですが、
昨日、そのポイントでやってた船で当たってたのはほとんどマンタだったんだろうなと。。。
で、今日はカツオ0~10本とか・・・
こういう日に0を出してしまったことがある方は必見かも。
っていう記事を書いてみよう思います。
ちょっと長いですが(汗)
コマセ釣りでボーズになってしまう理由
トップは10本以上釣ってるのに裾は0っていうとき・・・
これ、いくら釣り座が悪かったとか言っても、あまりにも違いすぎる。
その原因は何か?
たぶんそんな人たちはコマセを撒いてるポイントがずれてるのでは?
上の図を見るとすぐにわかると思うのですが、
カツオやマグロの場合、
今の時期は移動が速く、惰性で船が動いてる状態で「はいどうぞ」に。
なので、ビシを下ろし始めたときは45度くらいの角度でビシが落ちていくような時がほとんど。
そして、しばらくしてから船が止まる時もあれば、そのまま反応にあわせて船も動いてるような時も。
こうなると糸をどれだけ出せばいいのやらに。
まず、糸が斜めに出る時に考えなくてはいけないこととして、
潮のせいで糸が斜めに入ってるのか、
惰性で船が動いてるせいで斜めに入ってしまってるのかを判断しなくてはなりません。
マダイのような根で釣る魚の場合、斜めに入ってしまう原因はほぼ潮のせいがほとんどだと思います。
このよう場合は、斜めに入った分だけ余計に糸を出すとか、ボトムからでタナを取るなどで対応するのがいいと思うのですが。。。
マグロやカツオなど、
特に潮のせいじゃなく惰性で動いてる場合で言うなら、
少し待ってると斜めに入っていた糸が、まっすぐになってきますよね。
こういう惰性で動いてて斜めに入ってるようなときに、
そのメーター分だけ糸を下ろし、すぐにそこでコマセを撒いちゃったら・・・
そう!
上の図のように、タナより全然上でコマセが撒かれ、
しかも船が動いちゃってるから、自分が撒いたコマセははるか彼方へ。。。
なので、僕の昨日の作戦を。
昨日の船長からの指示は「マグロ30m カツオ20m」
昨日は群れの足が速く、惰性で動いてる状況で「はい入れて」ってなる状況。
なので上の図のように、その棚分のメーター数で落とすと、
30m出してるつもりでも海面からの直下でいうと20mしか実際は下がっていない。
(45度で糸が落ちてる場合はルート(√)2の関係で計算すると30mの場合、だいたい20m)
なので、まずはその30m出してはいるが、海面からは20mしか下がっていないだろう場所で、
コマセを半振り(ひと振りもしないような)
ここでは船が惰性で動いてることから、そこで巻いたコマセは真横に近い場所に移動するとみる。
そして、針(付けエサ)も船が動いてることでほぼ真横にあると想像。
なので、30m落とした仕掛け&コマセは少しの間ではあるが、ちょうどカツオの泳層に。
仕掛けは後ろにあるのでここでカツオがかかる可能性は少ないが、
棚ぼた的に一応カツオを狙ってみる。
(ちなみに昨日のカツオのうち1本はここでゲット)
そして船が止まり、斜めになっていた糸が角度として安定したところで、
マグロの泳層でコマセを振るのだが、このままここで竿をしゃくってしまうと、
付けエサが水圧に負けて形が悪くなってしまうということも考慮し、
3mくらい糸を出してから竿を振るようにすると付けエサを無駄な水圧から守ることができることも考えたい。
そして、この時に出した3mを巻き取りマグロからのアタリを待つという具合。
ここまで読むとわかると思うのですが、
昨日のような状態の時に、
30mって言われて、30m落としたところですぐにコマセを撒いてしまってる人は、
ほぼカツオの泳層でコマセを出し切ってしまっていて、実際のマグロの泳層では、コマセが撒かれていないということ。
これでは、もともと少ないマグロのアタリを、
さらに少なくしてしまってるという。
なので、少なくともコマセの釣りでは、
潮や船の動きなどを考慮したうえで、
自分が撒いたコマセの層がどこにあるであろうか?
その自分が作ったコマセの層の中に付けエサがどんな風に漂ってるか?
という想像力を働かせることが竿頭への道のりになると思います。
0~15本とかの時に0をやってしまったことがある方は、
このあたりがその理由になってるかもしれませんよ^^
ではでは、また次回。
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