まだまだ終わらない相模湾キハダですが、
中盤戦を終えて2019年のキハダを再考してみたいと思います。
今年はまず4月の頭に御蔵島でキハダが釣れ始めました。
いつもの年だと4月の中から後半あたりで御蔵島やイナンバあたりで釣れ始めるのが普通と考えると少し早め?
ただこれも三宅の漁師さんは例年3月から取ってたりするから、
遊漁が行き始めるのが速かっただけで、毎年行ってればこんな時期から釣れていたのかも?ですが・・・
だから今年最初に遊漁出た森竜丸さんと、
そこにいち早く予約を入れてくださったライズの原田さん行動力には頭が下がります。
で、この4月頭の御蔵島、
例年だと15キロくらいがアベレージだったのですが、
今年ファーストヒットはたぶん僕の水面バラシからだったのですが、
水面に見えた魚体は30キロ近い魚体。
今年はいつもよりでかいなぁと。
今になって思うとこれが小田原モンスターへのプロローグだったのかも??
そして、その次の週が爆った日で、アベレージは20キロ前後。
これが船中20本くらい?
僕もこの日は4本のキハダをジギングで獲れて幸先のよい今期初キハダでした。
類を見ない爆釣劇でスタートでした。
これが例年ならすぐに抜けてしまうのに、
かなりのロングラン。
で、6月後半からはO島でフカセがスタート。
これがまたすごかった!
出れば釣れる、出れば釣れるのフカセフィーバー!!
O島のフカセ、これ今までもやってればこんだけ釣れたのだろうか?
ただO島のフカセ、来年以降は規制が入って今年のようにいけなくなる可能性大ですが・・・
来年も行けるといいですね~~~!!!
そしてコマセ解禁の8月。
これまでの爆釣劇で今年のコマセはどれだけ釣れるんだ?!って期待をしてた人も多かったのでは??
でも、いざ始まってみると、意外にもいつもの年とそれほど変わらない???
エビングにはそこそこ食ってはくるものの・・・
O島でのフカセはそのまま順調に食ってはいるものコマセへの反応はいまいち。
だがしかし、
イワシ屋さんのいけすがおかしくなり、
イワシがなくなった翌日から!!!
奇跡?と思うような形でコマセにマグロが付いて釣れ始める。
イワシがダメになるような潮が入って、
その直後にコマセに付く。
これって人間にはわからない、自然のなかの必然だったのかもですね。
そして9月には最盛期に突入。
そして!!そして!!!
9月後半!
「小田原モンスター」「オダモン」などの名がつけられる、
60キロを超える大型キハダが釣れ始める。
いままで20号前後のハリスでやっていたキハダでしたが、
30号はおろか、50号ハリスを使う猛者まで出てきて(笑
釣具屋から26号や30号のハリスが姿を消す現象が!!!
釣り船屋さんのブログでも「天秤側の締まり切れ」なんて文字が多くみられ、
いままで、そんなに強化チューブなど使わなかった釣り人も、強化チューブを取り入れたりして。
僕自身もこんなにもむすびを真剣に考えた年はないくらい、
結んでは切り、結んでは切りを繰り返しました。
おかげでだいぶ結びが確立されました。
そして盛り上がった小田原モンスターもひと段落し、
先週あたりからは葉山沖から城ヶ島沖までの広範囲の群れへ。
ここの場になって30キロ前後しか釣れなくなった?
なんて思っていたら、この時化前の昨日一昨日あたり、
50キロを超えるマンスター級も出てきて、まだまだモンスターのロマンは終わらない!?という状況。
という具合が昨日までのマグロシーン。
とにかく相模湾にキハダが入り始めてから、
間違いなくモンスターが多発するプレミアムな年!!!!
小田原の時は、船上がほんと熱気でむんむんでしたね(笑
で、ここまでを見て感じるのは、
「釣る人は釣る」ということ。
例年でもこの傾向はあるのですが、
今年はさらにこの傾向が如実な気が。。。
コマセワーク、針選び、ハリス選び、ハリスの長さ、ビシの重さ、針の結び、仕掛けの小細工、結束、ドラグの強さなどなど・・・
「釣る人」はやはりいろいろ研究していますね。
僕もこのブログでいろいろとやってることを公開していますが、
やはり公表していない部分もいっぱいあって・・・
マグロと真剣に向き合ってこその「釣る人」というのはありますよね。
ということで今後の展望ですが、
例年この時期くらいから、徐々に大きいのが少なくなり、
10キロ~15キロくらいのキメジが増えはじめ、
カツオが多くなる。
という部分から考えると、
この台風でモンスターは抜ける???
できれば抜けないでほしいけど、
その可能性は高そうな???(>_<)
でも、まだ水温はあるし、
まだまだ終わらないキハダマグロ!
すでにいっぱい獲ってる人も獲ってない人も、
ラストスパート!!頑張りましょうね!!
ということで、
今回の台風は被害も多そう。
皆様安全にはくれぐれもお気を付けくださいね!!
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